1.病院機能評価とは

病院機能評価とは、財団法人日本医療機能評価機構による第３者評価で、医療機関を総合的に評価・分析し、 問題点の改善に努め成果を挙げている病院に認定証が発行されるものです。

（財）日本医療機能評価機構認定施設（3rdG:Ver1.0～）認定証

2.3rdG:Ver1.0での評価領域

下記の領域にわたる多数の項目が審査されました。

3.第３者評価の必要性

患者さまのニーズを踏まえつつ質の高い医療を効果的に提供するためには病院が自らを評価し改善に努めると同時に、 第３者による評価を受けることによって、不足している点やより優れている部分を把握し、良い医療を効果的に提供し、 公正で正確な病院情報を患者さまに発信出来るようになります。

4.当院における改善の取り組み

領域ごとに多職種を交えた検討チームを組織し改善に着手してきました。

• 病院理念・経営目標に基づいた中長期計画の立案
• 職業倫理・臨床倫理規程 及び 患者さまと医療者のパートナーシップの策定
• 院内感染対策に関わる組織の強化（ＩＣＴ構築・リンクスタッフ選任）
• プライバシーに配慮した｢番号呼出制｣ 及び ｢電子掲示板システム」の導入
• 外来・病棟のバリアフリー化の推進
• スタッフ名・顔写真の掲示、接遇・身だしなみマニュアルの再構成
• 病床管理体制の構築
• 精神科リハビリテーションと退院支援体制の充実化
• 24時間制の保育、学童保育の運営
• 総合相談窓口の設置
• 地域交流事業への積極的な参画
• 診療記録の質的監査
• 患者誤嚥防止システムの導入
• ホームページや季刊誌での情報発信
• 災害時対応マニュアルの策定
• 実習生受け入れ体制の強化