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ご挨拶と運営方針


名誉院長のご挨拶

 当科は、平成21年4月に開設され、函館市を中心とする道南における循環器内科医療の一端を担うべく日夜、努めています。

 外来診療については、循環器内科一般の専門外来を設置するとともに、かかりつけ医としての役割も果しています。診療内容としては、生活習慣病に関連する高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、各種の心筋疾患、胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、末梢動脈疾患、不整脈(ペースメーカー植え込み患者さまのチェックも)の患者さま等、循環器内科に関する全般的な診療を行っています。

 入院診療については、外来に来られて入院が必要となった患者さまを直接受け入れる場合は勿論の事、当院の地域医療連携室を利用した他病院からの入院患者さまの受け入れも積極的に行っています。急性期病院を中心とした他病院との連携を図る事は、患者さまの診療情報を得た上で治療を継続し、更に安定化させる事が可能になります。又、入院中は、出来る限り多くの患者さまに心大血管リハビリを行っています。心大血管リハビリは、循環器疾患の治療そのものに有効に働くばかりではなく、退院後、患者さまに合わせた生活機能を向上させる事にも有益であると考えています。更に、循環器疾患の他に認知症等を含めた精神科疾患を有する患者さまの診療も、、当院の精神科医と共に連携して行っています。

 循環器疾患診療上の御相談等につきまして、直接、又は当院の地域医療連携室を通じて御相談頂ければ幸いです。

長谷川 正
名誉院長
長谷川 正
【昭和46年3月】
札幌医科大学大学院修了
【平成19年4月】
道南地区医療連携協議会
理事長
【平成21年4月】
社会医療法人 函館渡辺病院
名誉院長
【平成22年4月】
社会医療法人 函館渡辺病院
理事
  • 日本胸部外科学会認定医
  • 日本胸部外科学会指導医(終身)
  • 日本外科学会認定医(終身)
  • 日本循環器学会会員

院長のご挨拶

 この度、函館渡辺病院の院長に就任致しました。三上前院長が当法人の役員人事規定により任期満了となり、副理事長/名誉院長に就任したことにより、第一副院長の私・増岡昭生が平成23年4月より引き継ぐことになりました。今後の3年の任期を微力ながら病院の更なる発展に全力を尽くしていく所存でおります。

 当院は今日まで地域の皆さまに支えられてこの湯川で満60年という大きな節目を越えることが出来ました。代々築かれてきた心と体をトータルにみる医療を更に一歩踏み出したところです。

 世相は昨今の政治が混迷状態に陥った上に予想を大きく超えた災害の発生など、大変な状況になっています。さらに医療界は目覚しく変化し、地域医療も崩壊の危機にさらされ難題が重なっています。

 私は平成3年4月の整形外科新設に伴い当院に勤務して以来満20年になりました。当院の院是である 愛と智と美 のもと恵まれたスタッフにより大過なく医療を行ってきました。先の見えにくい船出ですが、これからもより良い舵取りが出来るよう職員と共に努力し進んでいきます。

 少子高齢化が急速に進むとともに、心と体の障害を合併した方が増え続けることが見込まれます。本来、心と体は一つであるべきなのに二つに分けて治療されている。例えば医療の高度化や専門化への進展に伴い、一般科の慢性疾患の多くや身体合併症を持つ患者さまでも複数の病院に通わざるを得ないことも多くなっています。特に精神疾患と身体疾患は別々に治療管理されることがしばしばみられるため、心と体のトータル医療の充実が叫ばれています。当院は精神科と一般科が連携しての診療に当たることが出来る強みがあり、各専門外来が充実するように努めていきます。

 精神科救急医療事業による高い公益性により、道南圏唯一の 社会医療法人 として平成21年1月1日正式に改組となっています。社会的責任と今後の方向性が明確になったことで大変意義のあることと捉えています。

 療養環境改善を目的とした、第一にはハードとしての建物等受け皿の完成、そして第2にソフトとして法人組織とその内容の充実を図ることを着々と進めてきました。

 建物としては、平成14年4月に一般科病棟の新中央棟を新築し、外来の改修を実施、平成20年12月には、個室的多床室を中心とした最新の精神科医療を実践できる施設として新東棟を新築し効率的な医療の実践のために病棟の機能分化も実施しています。更に空調工事を実施し、終了する本年6月をもって建物として完成されると確信しています。

 組織強化では、過去にない数々の取り組みを行っていますが、平成21年11月には日本医療機能評価機構認定病院となり、更に次回認定へ向けて見直しや新たな策定により病院組織の強化を進めています。そして院内の業務改善を図るとともに法人職員としての自覚と意欲の向上、またより質の高い医療の提供と患者さまサービスの充実につながることを目指しています。

 リハビリテーションの充実は近々の課題でした。2年前に循環器内科の新設により心大血管疾患リハビリテーションが可能となり、さらに今年度は理学療法士と作業療法士の増員により、より充実した運動療法・作業療法の指導ができるようになりました。また今後は精神障害に伴う廃用症候群や運動器不安定症の方々への充実した精神障害リハビリテーションが可能になるようにしていきます。

 総合外来受付と総合処置室の開設が平成22年1月にあり、プライバシーに配慮した番号呼出制 及び電子掲示板システムの導入、さらに2月からは電子カルテ・PACS導入による情報管理が可能となっています。受付から受診前・後の一連の流れがスムーズにいくようにサービスの向上に努めています。

 地域医療連携の充実も当院にとっての大きなテーマでした。道南地域医療連携協議会に参加することにより病病連携、病診連携と幅広く連携することで当院の特徴を生かした良質な医療を提供できるようになってきています。

 認知症は誰にでも発症する可能性のある病気であり症状の進行を遅らせ、より安定した生活を送るためにも専門医による早期診断・早期治療が非常に重要です。平成21年12月認知症疾患医療センターを開設して協議会や講演会を開き、認知症に関する様々なご相談や治療に対応できる専門機関として活動しています。

 昨今、時代は大きく変革しておりますが、その変革の中でも当院の存在意義を見失うことなく、これからも一つ一つ誠実に務めることをモットーとし、更に地域に根差して前進していきたいと考えております。

 今後とも宜しくお願い申し上げます。

増岡 昭生
院長
増岡 昭生
【昭和51年3月】
弘前大学医学部卒業
【平成4年4月】
整形外科科長
【平成5年12月】
リハビリテーション科科長
【平成9年8月】
手術室室長兼務
【平成10年4月】
函館労働基準監督署職業病相談員
【平成15年4月】
副病院長、理事
【平成20年4月】
診療部長
【平成23年4月】
病院長
  • 日本整形外科学会専門医
  • 身体障害者福祉法に基づく指定医
  • 日本リウマチ学会認定医
  • 日本整形外科学会スポーツ認定医
  • 日本リハビリテーション医学会認定臨床医

副院長のご挨拶

 地域医療部は、医療福祉科、3つの介護事業所に地域医療連携室を加えた5部門で、新しい組織に改変いたしました。院外に向けては、病病・病診連携はもとより、病院と他介護施設の連携を、院内においては医療と当院の有する介護機能の連携および福祉サービスを包括して行う組織として発足しました。

 医療福祉科は、医療ソーシャルワーカー10名が配置され、従来の障害者自立支援の他、医療・介護など様々な相談業務や、患者様のニーズを実現するように行政機関との連携を通して最適な援助を行うよう、日々活動しています。

地域医療連携室は看護師、医療ソーシャルワーカーが配属され、他病院や診療所からのご紹介を受け入れるよう迅速に手続し、入院後に患者様との多職種カンファランスを通じ、患者様の退院後に向けたニーズにお答えできるように活動しています。入院中は安心して治療に専念して頂きます。また、当院では、Medikaシステムという函館地域医療連携システムを取り入れ連携病院とネットワークを結び、紹介先病院の治療・検査内容を共有し、診療に役立てています。

 入院中にお聞きしたニーズを基に、不安のない退院生活をお送りいただけるよう、「訪問看護ステーションあまりりす」、「ケアプランセンターあまりりす」、「ヘルパーステーションあまりりす」が他の介護事業所と連携し医療・介護の在宅支援を行います。

 地域医療部は、入院から退院後の支援を医療・介護の隔てなく連携し、患者様をサポートする事で、患者様がより安心して治療をお受け頂けるものと考えています。

 職員一同、当院の基本方針である「こころとからだのトータル医療」を、実践し、地域の皆様にご利用いただき、喜んで頂けるよう努力いたします。

副院長 伊坂 直紀
副院長
伊坂 直紀
【昭和53年3月】
弘前大学医学部卒業
【平成2年4月】
函館医療保育専門学校歯科衛生士科 講師
【平成8年4月】
手術室室長(H10.3まで)
【平成9年8月】
外科科長、放射線科科長
【平成15年4月】
副病院長、医療安全対策室室長、理事
【平成20年4月】
地域医療部長
  • 身体障害者福祉法に基づく指定医
  • 日本外科学会指導医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • 日本外科学会指導医認定

 本来、医療はこころと体をトータルで、診てゆくべきものです。

 しかし、現在の医療状況は、その目標に達している状況ではありません。

 特に高齢者の方や、精神疾患をお持ちの方においては、まだまだ不十分です。

 当院では、そのこころと体のトータルケアを、目標に掲げ努力して参りました。不十分ではありますが、退院に向けての支援、退院後の支援を充実させるため、病院内の医療福祉科、訪問介護、訪問看護などを整備して来ました。

 今後も、その努力を続け、これからの高齢化社会に対応していきたいと考えております。

 また、内科系診療科においては、平成21年の循環器内科開設に続き、平成22年消化器内科を開設し、これまでの一般科治療に加え、専門的治療も提供できるように努力しています。その他、多剤耐性菌の出現などで、問題となっている、院内感染に対し、これまでの組織に加え、感染対策部を開設することで組織強化とともに、職員一丸となってあたってゆく体制を整えました。

 今後も、この努力を続け、皆さまにより良い医療を提供できますように、職員一同頑張っていきたいと思っております。

森本 茂男
副院長
森本 茂男
【昭和55年3月】
弘前大学医学部卒業
【平成12年4月】
内視鏡科科長
【平成15年10月】
栄養科科長
【平成19年4月】
内視鏡室室長、内科科長、副病院長、理事
【平成20年4月】
診療技術部長

 2011年4月1日より当院の理事・副院長に就任致しました。

 今一時与えて頂きました、この貴重な機会を誇りに思い、増岡新病院長を中心に信頼される、良い病院づくりに貢献していきたいと思っております。そしてそれが地域に還元されることで、大事な患者さまに恩返しができるように努力していきたいと思います。

 当院は昭和25年に開設し、60年を迎えました。皮膚科は昭和29年7月に皮膚泌尿器科としてスタートし、平成2年4月に泌尿器科と分離して皮膚科単科になりました。このように非常に歴史のある科です。私は平成6年4月より赴任し、外来は函館市内を中心に道南地方の広域から受診されて、0歳から高齢者まで幅広く様々な疾患を診療しています。

 入院患者さまは重症帯状疱疹、薬疹・中毒疹・アトピー性皮膚炎、褥瘡、腫瘍(手術)などが主なところです。地域病院とも連携して地域医療を充実するように努力していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。

菅原 隆光 副院長
副院長
菅原 隆光
【昭和61年3月】
杏林大学医学部卒業
【平成3年3月】
弘前大学大学院医学研究科修了
【平成16年4月】
皮膚科科長
【平成23年4月】
副院長・医療安全対策部長・理事
・皮膚科専門医

看護部長のご挨拶

 現在、医療の発展はめまぐるしいものがあります。そんな中、看護においても新しい知識や、技術を習得するため、日々教育、研鑽に取り組んでゆかなければばなりません。当院では、院内教育は月1回以上、院外教育では、看護協会を中心に、年度ごとに教育計画を立て実施しております。

 また市内の看護学校の実習病院として、多数の実習生の受け入れをし、生徒と共に自分たちの勉強の場としております。

 いま看護に求められているものは知識、技術だけではありません。いつの時代でも看護者の人間性が問われます。患者様の声に耳を傾け、やさしく、愛情をもって対応できる看護をめざし、目標を「みんなが同じレベルの接遇ができる」を第1に上げ努力しております。

 地域に求められる病院として、看護のはたす役割は大きいと感じております。他の医療スタッフとの連携を密にし、患者様に安心して来院していただける病院であり続けられるよう努力してまいります。

 また、病院を支える看護スタッフを募集しております。

南 久美子
看護部長
南 久美子
【平成9年4月】
副看護部長
【平成13年4月】
看護部長
【平成19年4月】
理事
  • 北海道看護連盟道南支部長
  • 北海道精神病院協会看護部長会研修委員

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